テレビCMの「総量評価」の大切さ

テレビCMのメインターゲットとサブターゲット

テレビCMは長く世帯視聴率のみで評価をされてきた。しかし、近年は個人視聴率が整備され、徐々に主要指標へと変わってきた。だが、まだその使われ方は「個人全体」を基準とする取引単位までにとどまる。広告主の設定ターゲットが個人全体、つまりオールターゲットであれば問題はないのだが、多くの場合そうではない。通常は何かしらのターゲットを設定する。ターゲット効率を試算する各種データも整ってきたので、CPM(1,000人あたりの視聴単価)や1視聴あたりの単価などは算出可能で、デジタル広告との効率比較なども可能になってきている。

しかし、テレビCMは設定するメインターゲット以外の周辺ターゲットにも到達する。逆にいうと、それらを除外することはできない。メインターゲット以外はターゲットではないという場合には当てはまらないが、通常はメインターゲットのみという設定は少ないのではないだろうか。常にサブターゲットが存在する。問題は、その際のサブターゲットへの到達を評価しないのか?あるいは、サブターゲットをそのままメインターゲットに合算して評価してしまっていいのか?である。 ...  >> 続きを読む

What is the 3rd TV commercial, “SAS”?

This article introduces our discourse at the seminar hosted by JAPAN ADVERTISERS ASSOCIATION INC. (JAA) on February 12, 2020. It attended by over 100 advertisers investing an enormous budget in TV commercials.

TV commercials in Japan were far behind in terms of data utilization par other “advanced” countries. However, now it has been a significant evolution.

“SAS (Smart Ad Sales),” as for the new TV commercial system started by Nippon Television Network, was restarted in February 2020 with the participation of 3 stations, TV Tokyo, Fuji Television Network, and Tokyo Broadcasting System Television. It must be going to prevalent from now on as a “third option” for TV commercial buying, which follows conventional program provision and spot commercials. ...  >> 続きを読む

広告主がSASを活用したい理由

第三のテレビCM『スマート・アド・セールス(SAS)』とは

本ブログは、2020年2月12日に開催された日本アドバタイザーズ協会様(JAA)「電波委員会主催セミナー」で講演させていただいた内容を元に再編集しています。

『スマート・アド・セールス(SAS)』は 、2020年2月より旧ASS(アドバンス・スポット・セールス)から名称変更し、また日本テレビ以外にも、テレビ東京、フジテレビ、TBSの3局が新たに参加して再スタートをしました*。従来の番組提供やスポットCMに続く、テレビCMの新たなバイイング手法、「第三のテレビCM」として2020年とても注目を浴びています。

<2020年7月17日現在の参加テレビ局は以下の通り> ...  >> 続きを読む